北の工房街MINT 缶バッジ工房で販売している缶バッジパーツ代用可能品の製作方法のご案内です。
ご案内は3cm対応のみの製作方法となります。
2.5、4cm対応の機材(Super!、New Super!等)でそれぞれを製作する際はそのまま製作する事が可能です。
2016年7月に発売された機材で弊社パーツを代用で缶バッジを製作する際の
簡単な手順をご案内させて頂きます。
但し、機材は玩具なので個体差があります、またご利用状況によっても変わってきますので、こちらの製作方法を基準としていろいろとお試し頂くようになります。
ある程度数量を作られた機材の場合、パーツをセットする治具や本体内の金属部分が汚れて
滑りが悪くなり製作出来ない場合も御座いますので、治具や本体内の清掃も行ってください。
治具の金属部分にキズが出来てしまうと、製作の際にフィルムや原稿がひっかかり、製作出来なくなりますので、ご注意ください。
※金属部分のキズが原因で、正規品パーツでも製作出来ない場合は本体自体のご購入をお勧め致します。
仮に製作出来ない場合には、失敗した缶バッジの画像を添付してご連絡をお願い致します。
今回使用しているプリント紙はインクジェット写真用紙(光沢)、用紙の厚みは0.15mmを使用しております。
インクジェットプリントをご利用の場合には用紙の厚みは薄手のものをご利用頂くと、成功率が上がります。
0.2mm以上の用紙は紙が固い(コシが強い)ので、製作出来ません。
昇華転写タイプのフォトプリンタープリント紙もコシが強くご利用頂けませんので、ご注意ください。
製作した際にフィルムや原稿が缶バッジの巻き込み部分で切れてしまう場合には、サンプルでお付けしている厚めフィルムをご利用頂くと良い結果が出るようです。(機材の使用状況により差があります。)
注:ハサミやカッターの取扱い時に手を切らないようにご注意下さい。カッターをご使用される場合には原稿の下にカッティングマットなどをご使用下さい。ご案内させて頂く製作方法で、こちらの機材では失敗なく製作は出来ておりますが、製作の成功率は全ての機材に対して100%保証するものでは御座いません。ご理解、ご了承頂きご購入頂けますよう宜しくお願い致します。
製作方法図解:缶バッジ製作 代用品使用
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原稿のプリント
原稿はお気に入りの画像やイラスト等を缶バッジの原稿サイズにプリントして頂きます。
プリントはインクジェット、オンデマンド、カラーコピー等なんでもOK。
但し、インクジェットプリントの場合は薄手の用紙をお勧め致します。
缶バッジ正面部分以外に巻き込み部分まで背景色を塗り足すときれいな缶バッジが作れます。
こちらの原稿はφ45mmでプリントしています。
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ガイドを使用して原稿に線を描く
ご購入頂いたパーツに同封の原稿サイズ用ガイドをご使用頂き、原稿に線を描いて下さい。
ガイドは薄い素材で作っている為、中心部分を押さえながら線を描いて下さい。
※線を描いているときにガイドがずれると楕円型になり失敗の原因となります。
こちらの製作テストでは0.1mmの細いボールペンでガイド内側に線を描いています。
ガイドの幅は約1mmありますので、内側、中心、外側などでお試しください。
※中心の円が缶バッジ正面のおおよその位置となります。
ガイドの寸法を測り、そのサイズでプリントするとこちらの手間が省けます。
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原稿のカット
線を描いた原稿に透明フィルムを重ねてハサミなどで一緒にカットして下さい。
代用パーツの透明フィルムはカットしなくてもセットする事は出来ますが、製作は出来ません。
原稿と一緒に透明フィルムも必ずガイドに合わせたサイズにカットして下さい。
なるべく丸型になるように丁寧にカットして頂くと成功率が上がります。
※ハサミの使用時に指などを切らないようにご注意ください。
原稿に比べて透明フィルムが大きくても小さくても失敗する可能性が高くなります。
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成功へのコツ1
原稿をカット出来ました。
カットの位置は基本は線上をカットして頂きますが、製作時に巻き込まない不良品が
出来る場合には、線の内側や外側をカットして頂くと、成功率が上がるようです。
※ガイドの幅は約1mmありますので、線を描く場所を内側、中心、外側などをお試し頂き、
丁度良いサイズを探して頂くようになります。使用するペン、描き方、カットの仕方が皆さんそれぞれだと思いますので、ご自身の機材等に合わせて調整をお願い致します。
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治具に下ブタパーツをセット
ご購入頂いたパーツの下ブタ(安全ピンを取り付けるツメがついているもの)を
セットしていただきます。(ツメが出ている面を下にしてセットして下さい)
こちらで製作テストを行った際にはこちらの向きがあっているようです。
※のの字ピン、マグネット、クリップピンパーツは下ブタの向きが無いので
そのまま製作する事が可能です。
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成功へのコツ2 ※改定2020.5.18
代用品パーツの下ブタは安全ピン取付のツメが出ているので少し浮いた状態にります
画像では見づらいかもしれませんが、下ブタをセットした場合に治具の金属部分と平行になるように下ブタをセットして下さい。
この時点で下ブタが傾いてセットされている場合、必ず失敗します。
傾いてセットされてしまい、動かない場合にはマイナスドライバーなどをツメ部分に差し込んで
一度外してから再度セットし直して下さい。
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上ブタをセット
上ブタをセットする時は片側が浮き上がらないように中心にセットしてください。
治具の磁石に引き寄せられますが、必ず水平になるようにセットして下さい。
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原稿と透明フィルムをセット
下ブタパーツの向きに合わせて原稿と透明フィルムをセットします。
原稿とフィルムは、必ず治具の中心に合わせてセットして下さい。
端に寄ってしまうと製作した時にその反対側が巻き込まない不良品となってしまいます。
※製作後に一部分だけ原稿などがはみ出している不良の原因です。
こちらの不良が続く場合は静電気でずれたり、本体にセットする際の衝撃でずれている場合がありますので、治具を本体に差し込む際にはゆっくり差し込んで下さい。
製作が終わるまでは、本体を持ち上げたり、傾けたりしないでください。
1回目の締め込みはカチカチっと5~8回鳴るまで回して下さい。
※本体の切り替えレバーを必ず確認、操作して下さい。
2回目の締め込みの時に少し跳ね返るような感じがしますが、そのまま締め込んでください。
こちらもカチカチと5~8回鳴るまで回してください。
※回す回数は機材のご使用状況により変わりますので、上記は一応の目安となります。
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缶バッジが出来ました。
本体から治具を外すと、きれいに製作できています。
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缶バッジ裏側
安全ピンを取り付けるツメが内側に折れ込んでしまいます。
このツメを細いマイナスドライバーなどで起こして頂く事になります。
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ツメを起こします。
折れ込んでいるツメの根元の隙間にマイナスドライバーの角を差し込み
少しずつ持ち上げます。
同じようにもう一方も起こします。
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安全ピン取り付け
起こしたツメに安全ピンを取り付けます。
安全ピンの向きにご注意ください。
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ツメを内側に折り込みます
安全ピンの向きを確認した後に、マイナスドライバーなどでツメを内側に
折り込んで頂きます。
もう一方も同じように折り込みます。
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完成
2ヵ所のツメを内側に折り込んで完成となります。
ご案内させて頂いた製作方法は、こちらの機材では失敗なく製作は出来ておりますが、全ての機材に対しての製作(成功)を100%保証するものでは御座いません。
こちらの製作方法を基準として、色々とお試しください。
ご理解、ご了承頂きご購入頂けますよう宜しくお願い致します。
※ご案内させて頂いた製作方法が面倒、製作できるか不安と思われる方は有料となりますが、缶バッジパーツのサンプル品販売も対応しておりますので、サンプル品を一度お試し頂いた後にご購入のご検討をお願い致します。
サンプル品のご購入はこちら